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土地購入時・新築時のご近所挨拶のイロハ

土地購入をして家を建てる際、施主が気になることの一つが周辺住宅への挨拶。長く住み続ける場所なので、ご近所さんたちとの関係は最初から良好にしておきたいものです。
土地を買う際や家を建てる際の挨拶の基本について、以下で詳しく見ていきましょう。

土地購入して家を建てる際にはご近所への挨拶が必須

家を建てる際には、周囲との良好な関係を維持するためにも、必ずご近所への挨拶を行なうようにしましょう。家作りのパターンを4つに分け、それぞれにおける挨拶のタイミングを確認してみましょう。

パターン1:土地購入して家を新築する場合(周囲に家が多い)

基礎工事を行なう前に、神主さんを呼んで「地鎮祭」が執り行われます。この「地鎮祭」が終わった直後が、ご近所への挨拶廻りのタイミングです。言い換えれば、着工の直前です。

いわゆる「向こう三軒両隣」には、必ず挨拶をしてください。他にも、入居後に生活音が届きそうな家等、適宜状況を判断して挨拶する家を判断します。

パターン2:土地購入して家を新築する場合(周囲に家がない)

分譲住宅地のトップバッター組となった場合、着工の段階では周囲に誰も住んでいません。このような場合は、新居に入居後、周りの家にも別の世帯が住み始めた段階で、順次挨拶を行ないましょう。

パターン3:古屋付きの土地を購入して家を建て替える場合

古屋付きの土地とは、その土地を購入した人が既存の古い家を解体する、という条件で売られている土地のこと。このような土地に家を新築する場合、古屋の解体工事の一週間前にはご近所挨拶をします。

解体工事では、騒音や振動、ホコリなどが多く発生します。一時的に、ご近所には迷惑をかけることが確実なので、できれば業者さんと共に、丁寧に挨拶周りをしましょう。

パターン4:現在住んでいる場所で家を建て替える場合

パターン3と同様に、解体工事の一週間前には挨拶をしてください。すでにご近所関係が確立した間柄と思われますが、その状況に甘えることなく、丁寧に挨拶をしてください。業者さんが挨拶廻りをする際、これに同行する形でも良いでしょう。

2,000円程度の日持ちする品を手土産に

解体工事や新築工事においては、大なり小なり、ご近所に迷惑をかけることは確実です。
施主が顔を出して挨拶に伺うことはもちろん必要ですが、手ぶらでの挨拶はあり得ません。高額なものではなくても構わないので、かならず手土産を持参して挨拶に行くようにしましょう。

手土産にふさわしい品

ご近所への挨拶は、アポイントを取らずに行ないます。アポイントを取ってしまうと、相手の時間を束縛してしまうことにもなりかねないからです。

しかしながらアポイントを取らずに挨拶に行くと、先方が不在の場合もあるでしょう。そのような場合に備え、日持ちのする品を手土産に選ぶことが基本です。菓子折りなどが無難でしょう。

手土産の値段の目安

手土産の値段の目安は、2,000円程度と考えておいてください。300円や500円の品では、誠意がありません。逆に5,000円や10,000円などの高額な品は、もらったほうが負担に感じてしまいます。

誠意が伝わり、かつ相手に気を使わせない適度な値段が2,000円程度、ということです。

土地購入時・新築時の挨拶のメリット

土地購入して家を新築する場合は、ご近所への挨拶廻りが必須です。家作りや仕事等で忙しい中での挨拶廻りは大変ですが、ご近所との良好な関係を築いておくことは、たとえば以下で紹介するように、様々なメリットを生み出します。

防犯情報を共有できる

近隣で発生した詐欺や不審者の情報などを、いち早く共有できます。特に子供のいる世帯にとっては、非常に大事で有難い情報となります。

ご近所トラブルを避けられる

いわゆるご近所トラブルの大半は、よく知らないご近所との間で起こります。顔見知りであれば、ご近所トラブルに発展するケースも少なくなるでしょう。

災害時に協力し合える

災害時には互いに助け合うことができます。東日本大震災の時には、多くの世帯において、近隣のコミュニティの大切さが再認識されました。

口コミで各種のお得情報を得られる

スーパーのお買い得情報など、日常に便利な情報が口コミで伝わってきます。信頼できる医療機関の情報も、多くの場合は近隣の口コミで伝わります。

高齢者や子供を気にかけてもらえる

高齢者や幼い子供がいる世帯の場合、近隣の人たちが普段から気にかけてくれるでしょう。夫婦共働きの世帯には、心強く感じられるはずです。

土地購入前にも挨拶廻りをしてみましょう

可能であれば、と言うよりも、ぜひ実行していただきたいのが土地購入前の挨拶廻りです。
土地を購入してしまった以上は、近隣にどんな人が住んでいようとも、そこに家を建てるしかありません。新居に住み始めてから「お隣が近所でも有名なトラブルメーカーだった」という事態だけは避けたいものです。

土地購入の契約をする前に近隣の様子を伺ってみる

その土地の近隣に問題があるかどうかという点は、何度か地域を散歩してみれば、概ね分かります。「ゴミ屋敷はないか」「大声を出す人が住んでいないか」「夜は真っ暗にならないか」等々、何度か散歩を重ねてよく地域を観察してみてください。

また、できれば向こう三軒両隣に挨拶に伺ってみるようにしましょう。「この辺に土地を買いたいと思っているが、住み心地はどうですか?」と率直に聞いてみます。

ちなみに挨拶の意図は「住み心地の感想を聞くこと」ではなく、「相手がどんな人なのか」を知ること。引っ越しを歓迎してくれる反応が多ければ、安心して長く住んでいける土地と考えて良いでしょう。

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